
ポーランド代表はFWロベルト・レバンドフスキとの確執が表面化したミハウ・プロビエシュ監督の辞任を公式発表しているが、後任として浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督の招へいに動く可能性があるという。
同国代表は2024年6月開催のEURO(欧州選手権)でグループステージ敗退。UEFAネーションズリーグでもグループリーグ最下位という結果に終わっている。北中米W杯欧州予選では4試合を終えて3勝1敗だが、レバンドフスキは「(ミハウ・プロビエシュ)監督への信頼を失った」などとSNSで投稿するなど、代表招集拒否を表明していた。
一方、スコルジャ監督は以前からポーランド代表監督就任の噂が絶えないが、ポーランド『Meczyki』は12日、指揮官に近い人物から入手した情報として「本人はFIFAクラブワールドカップに集中」「ポーランド代表監督就任に乗り気ではない」などと報じている。
しかし、ポーランド『sport』が14日に伝えたところによると、クラブW杯開幕戦に出席予定のポーランドサッカー協会のツェザリー・クレシャ会長が、スコルジャ監督との面会を希望。すでに同監督に近い人物に連絡を取っているほか、記事では「スコルジャはポーランド代表新監督候補のひとり」と綴られている。
なお、ポーランド『Kanal Sportowy』は2024年11月の時点で、浦和とスコルジャ監督の契約に代表チームからのオファーを受け入れることが可能という解除条項が設定されている可能性を伝えていたが、現時点でその解除条項が有効であるかどうかは不明とみられる。