
日本代表DF冨安健洋はアーセナル加入以降、度重なる負傷に悩まされており、現在も戦線離脱中。ミラン移籍の可能性も報じられるなか、現地メディアが同選手の今後を占っている。
現在26歳の冨安は、2024/25シーズン開幕前に膝の負傷で戦列を離れると、2024年10月のプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦で今季公式戦初出場を果たした後に再離脱。2度目の膝の手術により、シーズン中の復帰は叶わず、一部では2025年いっぱいプレーできない可能性が取りざたされている。
そんな冨安は、稼働率の悪さを理由に度々放出候補に浮上。英メディア『フットボールロンドン』は5月27日、冨安やMFジョルジーニョなど5選手を「売却の対象選手だ」と伝えたほか、ミランの専門サイト『ミランライブ』は6月9日、ミランの補強リストに同選手が加わる可能性を報じていた。
一方で英メディア『tribuna』は6月13日、アーセナル所属ディフェンダーの去就を特集。DFオレクサンドル・ジンチェンコら一部選手に退団の可能性があると指摘しているが、日本代表DFについては以下のような見解を示している。
「彼は現在負傷中だ。2025年末までの離脱が見込まれるため、夏の移籍は不可能だ。コンディション不良が続いていることが懸念材料だが、コンディションが良ければ貴重な存在である。彼の去就については、2026年1月に改めて検討される可能性がある」
なお、冨安とアーセナルの契約期間は2026年6月まで。コンディションの回復が遅れ、アーセナルが2026年1月の移籍ウィンドウで放出できなかった場合、2025/26シーズン限りで契約満了により退団する可能性も考えられる。