
トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は今季のヨーロッパリーグ(EL)で優勝した一方で、プレミアリーグでは17位でフィニッシュ。アンジェ・ポステコグルー監督を解任して、今季ブレントフォード(イングランド1部)を率いていたトーマス・フランク監督を招へいした。
イギリス『ガーディアン』によれば、トッテナムはフランク監督の教え子であるブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得に興味を持っている模様。すでに同選手獲得に向けて初期交渉を行なっているようだ。
世代別ではフランス代表としてプレーしながらも、A代表ではカメルーン代表を選択したムベウモは、2019年夏にブレントフォードへ移籍。クラブの1部昇格に貢献すると、強靭なフィジカルと驚異的なスピードを武器に今季プレミアリーグ38試合20ゴール7アシストを好スタッツを残した。
そのムベウモにはマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しており、移籍金最大5500万ポンド(約1107億1,000万円)のオファーを提示したが、ブレントフォードはこれを拒否。しかし、ブレントフォードは6000万ポンド(約117億5,000万円)以上での合意があれば、移籍を容認する方針であり、選手本人はユナイテッド移籍を望んでいるとみられている。
この状況でありながら、トッテナムはフランク監督の関係性を活かして心変わりすることを期待しているようだ。また、トッテナムはエジプト代表FWの相棒であるコンゴ代表FWヨアネ・ウィサの獲得にも興味を持っているようだが、ダブル獲りとなるのだろうか。