ウーゴ・エキティケ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで15位とクラブ史上最低の順位でフィニッシュ。エリック・テン・ハグ前監督体制で抱えていた得点力不足という問題を最後まで解決することはできなかった。

 巻き返しを目指す来季に向けてすでにウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得したユナイテッドだが、ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でプレーするフランス人FWウーゴ・エキティケ(22)の獲得に乗り出しているという。

 ユナイテッドは過去2日以内にフランクフルトと接触し、具体的な関心を持っていることを表明したという。フランス人ストライカーに関する情報を収集しており、フランクフルトは移籍金1億ユーロ(約166億2,000万円)を求めているようだ。

 下部組織からプレーしたスタッド・ランス(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたエキティケは、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)などでのプレーを経て、2024年1月にフランクフルトへ加入。今季はブンデスリーガ33試合で15ゴール8アシストの好スタッツを残した。

 そのエキティケにはリバプール(イングランド1部)とチェルシー(同1部)も視線を注いでいるという。複数アタッカーへの関心が封じられているユナイテッドは、今季不調に終わったデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドが残留希望を表明しているなかで、どのような動きを見せるのだろうか。