「最適な形」は関係性によって異なる？
ガソリン代などの「ちょうどいい分担のしかた」を考えるうえで、欠かせない観点となるのが「移動距離」や「相手との関係性」です。ほんの数分の送迎でその都度ガソリン代を支払っていては、かえって互いに面倒になる状況も考えられます。
普段は電車通勤で、駅から職場まで20分ほど歩いているというBさんは、たまの機会に同僚に駅まで送ってもらうことがあるとのこと。費用面はどのように考えているのでしょうか。
「その人とは長い付き合いなので、いちいちお礼はせず、たまにその人が好きなお菓子を買っていくくらいですかね。それも別に、送ってくれたことに対するお礼というわけでもないですけど。
そのあたりの加減は普段の関係性によって全然違うと思うので、難しいですよね。これがもう少し遠い関係の人だったら、後日『先日はありがとうございました』とお菓子の小包でも渡そうかな、と思うでしょうし……」（30代女性）
相手との関係性によって分担のしかたが変わるというのは、他の方からも聞かれました。友達から誘われる機会の多いCさんは次のように話します。
「仲がいい友達であれば、たとえば向こうから『行きたい場所があるから一緒に来て』と誘われた場合には友達の負担で、とくにそういう事情がない場合には私がご飯代なんかを出すようにしています。
それもやはり、意識を共有できているかが大事だと思うので、『誘われた場合は相手が全部負担』としてしまうのも少し違うのかな、と感じます」（20代男性）
文・MOBY編集部／提供元・MOBY
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