
浦和レッズ所属DFダニーロ・ボザが、FIFAクラブワールドカップ開幕を前に、同大会への意気込みを語ったほか、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(モンテレイ)をはじめ、対戦相手の一部選手に言及している。
ブラジル『365スコア』で6月11日に掲載されたインタビュー記事によると、ボザは「これだけのハイレベルな大会に出場できるし、期待している。これまでのキャリアの中で最大の挑戦だ」と、クラブW杯への意気込みを語ったほか、「浦和へ移籍した理由の一つに、クラブW杯への参戦がある」とコメントしたという。
クラブW杯のグループステージではインテル、アルゼンチン1部リーベル・プレート、メキシコ1部モンテレイと対戦。強敵揃いではあるが、ボザは「ラウタロ・マルティネス、マルクス・テュラムを封じることができるかどうかは、僕にとって大きな挑戦。キャリアをさらに前進させる絶好の機会だ」とインテル所属2選手との対戦を待ちわびている模様。
初戦のリーベル・プレート戦については「初戦が非常に大事。もちろん全試合で勝利を目指すが、初戦で勝つことがグループステージ突破への大きな一歩」と対戦相手の選手に触れず。第3戦については、「モンテレイ戦でセルヒオ・ラモスと対戦できると思うと、本当に嬉しい。僕にとって彼は憧れの存在だ」と、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンで活躍したスター選手に対する特別な思いを明かしている。
「浦和はJ1で3位につけている。良い状態なので、自信を持って臨める」などと、チームの現状に手ごたえを感じているボザ。加入1年目ながらも、主力センターバックとしてチームを支えているだけに、クラブW杯でも同選手にかかる期待は大きい。