ロドリゴ・ゴエス 写真:Getty Images

 日本代表DF冨安健洋が在籍するアーセナル(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで3年連続となる2位でフィニッシュ。チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝でパリ・サンジェルマン(フランス1部)に完敗を喫して、無冠に終わっていた。

 イギリス『アスレティック』によれば、アーセナルはレアル・マドリード(スペイン1部)に所属するブラジル代表FWロドリゴ(24)の獲得を夢見ている模様。同選手にはプレミアリーグの複数クラブから仲介人を通じてアプローチを受けているという。

 ただ、ロドリゴは6月から新監督となったシャビ・アロンソ氏と将来についての話し合いを行うまでは移籍に向けた他クラブとの交渉には応じない模様。ブラジル代表FWはアロンソ氏のプロジェクトで重要な存在になりたいと考えているようだ。

 左ウイングを得意ポジションとしているロドリゴだが、ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールが君臨している影響もあり、カルロ・アンチェロッティ前監督体制では右ウイングで起用されることが大半。加えて、2025年に入ってからはベンチになることも増えており、左サイドでプレーしたいと考えているようだ。

 2019年夏にサントス(ブラジル1部)からマドリードに加わったロドリゴは卓越したボールコントロールと高い決定力を武器にクラブの複数タイトル獲得に貢献。今季は公式戦51試合14ゴール10アシストをマークしていたなかで、どのような結末を迎えるのだろうか。