
チェルシー(イングランド1部)は昨夏にマンチェスター・ユナイテッド(同1部)からレンタルで加入していたイングランド代表FWジェイドン・サンチョに関して2500万ポンド(約48億9,000万円)の買取義務付きのオプションを所持していたが、500万ポンド(約9億6,000万円)の違約金を支払って獲得は見送った。
そのサンチョは2017年夏に加入したボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でブレイクすると、2021年夏にユナイテッドへ完全移籍。その後、エリック・テン・ハグ前監督と衝突して構想外になると、今季はチェルシーにレンタルで加わり、プレミアリーグ31試合で3ゴール4アシストを記録していた。
衝突したテン・ハグ監督はすでにクラブを去っているなかで、イギリス『サン』によれば、その後任となったルベン・アモリム監督もサンチョを戦力としては考えていない模様。イングランド代表FWも新天地を探している状況であり、複数クラブが獲得に興味を持っているという。
1つ目のクラブがアストン・ビラ(イングランド1部)だが、レンタルで関心だという。一方で、今季のプレミアリーグで15位と低迷したユナイテッドは再建のための資金確保にプライオリティを置いており、現金での売却を希望しているようだ。
そして、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)とニューカッスル・ユナイテッド(同1部)もサンチョの獲得に興味を持っているとのこと。両クラブともにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得しており、戦力強化の有力オプションとしてみなしているようだ。