ジェームス・トラフォード 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)は、エンツォ・マレスカ監督のもとで今季のカンファレンスリーグ(ECL)を制覇。プレミアリーグでも4位フィニッシュを果たし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 チェルシーは今季のGK陣容としてプレミアリーグではスペイン代表GKロベルト・サンチェスがゴールマウスを主に守り、ECLなどのカップ戦ではデンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンを起用。マレスカ監督は併用してシーズンを戦っていた。

 ミラン(イタリア1部)に所属するフランス代表GKマイク・メニャンの獲得にも興味を持っているとされているなかで、イギリス『テレグラフ』によれば、チェルシーはバーンリー(イングランド2部)に所属するイングランド代表GKジェームス・トラフォードにも注目しているようだ。

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)下部組織出身のトラフォードは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2023年夏にバーンリーへ移籍。抜群のシュートストップ技術を武器に今季はチャンピオンシップ45試合でゴールマウスを守り、29回のクリーンシートを達成して、クラブの1部昇格に大きく貢献した。

 そのトラフォードに関して、バーンリーは移籍金4000万ポンド(約78億2,000万円)を求めているとのこと。今季のプレミアリーグで5位フィニッシュを果たしたニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を持っており、すでにクラブ間交渉が行われているようだ。