
横浜F・マリノスは6月11日に行われた天皇杯2回戦で、JFLで首位を走るラインメール青森に0-2で敗北。フル出場したMF井上健太のとある行為について、解説者が厳しく指摘している。
0-2で迎えた71分、井上は敵陣ペナルティエリアでボールをキープしていたDF佐久間駿希を手で押し倒すと、その直後に両手でボールを抱えようとした相手選手に対して蹴りを入れている。
このファウルで井上はイエローカードを貰っているが、『スカパー!』で解説を担当した元Jリーガーの林陵平氏は「これはひどいですね」と発言。「良くないものは良くない」などと、同選手の行為に対して辛辣なコメントを残している。
また、ネット上ではスカパー!の中継映像から当該ファウルシーンのみを切り取った動画が拡散。アマチュアクラブが対戦相手ということもあり、井上の行為に対する異論が噴出。レッドカードを出すべきとの意見も上がっている。
JFL所属クラブ相手に敗れ、試合後にファン・サポーターからブーイングを浴びた横浜FMイレブン。2025シーズンのJ1リーグ戦8試合でスタメン出場するなど、チームが最下位に沈む中でも出場機会を確保している井上には、より一層のプレー改善が求められそうだ。