
スタッド・レンヌ所属の日本代表FW古橋亨梧は、2025年夏の移籍が決定的である模様。スコットランド1部セルティック復帰の可能性は低いとみられるが、現地メディアが同選手の現状を伝えている。
フランスメディア『SRD』は6月11日に「古橋はすでに退団している」「彼は2025年1月にセルティックからレンヌへ移籍したが、移籍金に見合う期待に応えることができていない」とリポート。リーグアンで6試合の出場、プレータイム120分にとどまった同選手の移籍が確実との見方を示している。
またフランス『Ouest -France』は「古橋は最近、アメリカ国内クラブからのオファーを拒否」と報道。『ル・パリジャン』は「ボーンマスが興味を示している」と、プレミアリーグ移籍の可能性を伝えているが、正式オファーの有無には触れていない。
ただ一方で、現地では古橋の移籍を阻む可能性のある問題も報じられている。フランス『FOOT01』は6月1日に「レンヌ残留の可能性もある」とした上で、「彼はセルティック在籍時から、肩のコンディションで問題を抱えている」をリポート。近いうちに手術を受ける可能性もあわせて伝えている。
古橋はレンヌとの契約を2027年6月まで残しているが、ブンデスリーガ方面をはじめ欧州複数クラブからの関心が取りざたされている。FIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを目指しているだけに、出場機会の確保が見込まれる欧州5大リーグ所属クラブへの移籍を望んでいる可能性は十分考えられる。