レロイ・サネ 写真:Getty Images

 日本代表DF伊藤洋輝が在籍するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は今季からバンサン・コンパニ監督が指揮。ブンデスリーガでは2年ぶりのマイスターシャレを奪還し、最低限のノルマを達成した。

 そのバイエルンはシーズン途中に今季限りで契約満了になる予定だったカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスやドイツ代表MFヨシュア・キミッヒとの契約延長には成功。その一方で、クラブのバンディエラである元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーがクラブワールドカップ後に退団する予定となっている。
 
 そのなかで、バイエルンは同じく今夏に契約満了を迎えるドイツ代表FWレロイ・サネとの契約延長を画策。選手本人は減俸を受け入れてのバイエルン残留を望んでいるとも報じられていたが、ドイツ『スカイ・ポーツ』によれば、両者の交渉は結局まとまらず、フリーで退団する予定であり、今夏に開催されるクラブワールドカップにも参加しない予定だという。

 アル・ヒラル(サウジアラビア1部)や、アーセナル(イングランド1部)からの関心も浮上していたサネの新天地はガラタサライ(トルコ1部)になる予定だという。ガラタサライは1000万ユーロ(約165億8,000万円〜約19億9,000万円)から1200万ユーロのオファーを提示しており、ドイツ代表FWと口頭合意に至ったようだ。

 なお、バイエルンは今夏にフランス代表FWキングスレー・コマンにも退団の可能性が浮上していることからウイングの補強を画策。その候補にはブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)でプレーする日本代表MF三笘薫も含まれているとされている。