野球評論家の高木豊氏が10日、自身のYouTubeチャンネルを更新。前日、読売ジャイアンツの支配下登録を勝ち取った外野手・鈴木大和(すずき・やまと)に期待を寄せた。

■2軍で培った“足のスペシャリスト”

50mを5秒79で走る俊足を武器に、2021年育成ドラフト1位で巨人入りした鈴木。

今季、2軍で29試合に出場し打率.213ながら得点圏打率は.455、チーム3位の6盗塁という成績を残しており、勝負強さに加え、“足のスペシャリスト”として高く評価された形だ。

■「ここ1点という勝負の時」

高木氏は「打つことは全く期待されていないと思うが、ただ走る。ここで1点という時の“走り屋”に期待」と鈴木を総評。

「どうしても最近のジャイアンツの野球はロースコア。そんなには打てない。ホームランでポンポンと点が入って勝っているかもしれないが、ここ1点という勝負の時の“足”が意外といない」と、巨人のウィークポイントを埋める可能性を示唆した。

■理想形は「神走塁」羽月隆太郎

高木氏が挙げた理想形は、広島東洋カープで何度も「神走塁」を見せている羽月隆太郎。

「(羽月のよう)ああいう形で二盗、三盗できるような。慌てた相手がミスをして、ホームを踏むような。そういうのを願ってるよね。それだけ(鈴木は)プレッシャーをかけられる足」と高く評価した。

■「鈴木尚広選手の再来期待!」と湧き上がるファン

「勝負どころだったら、吉川(尚輝)にも(代走で)出したいくらい良い足をしている。ベンチに置いておきたい」と高木氏。

この評価を聞いて、ネットでは、「救世主に成るか」「脚だけなら船越と遜色ない」「かつての鈴木尚広選手の再来期待!」「来季のバックアップ要員としてはポジティブな選択肢」とファンから反響が上がっている。

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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤