3. 女同士の“心のすき間”を狙った優しさトラップ

対象:20代・女性・看護師 職業:夜勤の多い職場で疲労困憊中
夜勤続きでストレスを抱えていた頃、同じ寮に住む女性から「一緒にお風呂入らない?」と声をかけられる。
同性という安心感から、悩みを打ち明けるようになり、ついには“身体の関係”へ。
しばらくして関係を断とうとしたところ、「あなたの裸の写真がある」「同僚にも見せる」と脅される。
被害を訴えたが、同性間ということでまともに取り合ってもらえず、職場を退職。
教訓:ハニートラップは異性に限らない。“心の依存”から始まることもある。
4. キャバ嬢にハマって貯金ゼロ…からの闇バイト誘導

対象:20代・男性・大学生 職業:飲食アルバイト+奨学金で生活
大学近くのキャバクラで知り合った女性に夢中に。
「お店以外で会いたい」と言われ、デートを重ねるうちにプレゼント攻撃&生活費支援へ。
やがて借金がかさみ、彼女から「紹介するから1日だけのバイトしない?」と提案される。
内容は“現金の受け取り&運搬”というグレーな仕事。
最終的に摘発され、前科持ちになってしまった。
教訓:“好き”と“搾取”を混同しない。金銭が発生する関係は、常にリスクと背中合わせ。
5. “スピリチュアル詐欺師”の美しき罠

対象:40代・女性・経営者 職業:サロン経営(年商1000万円)
Instagramで知り合った“美しい占い師”とのDMから始まったやり取り。
「あなたには魂の課題がある。前世の因縁を清める必要がある」と言われ、リモートセッションを受ける。
セッション後に勧められたのは、20万円超えのパワーストーンや浄化グッズ。
さらに「高次の存在と繋がる儀式」への誘導で100万円単位の費用が発生。
気づいたときには総額400万円以上を支払っていた。
教訓:“不安を煽る言葉”には要注意。美しさや優しさの裏に“金のニオイ”がしたら、まず疑う。
なぜ人はハニートラップに引っかかるのか? 寂しさや承認欲求を埋めたい
自分は大丈夫と思っている“慢心”
目の前の快楽に、未来のリスクを見失う
これらが重なったとき、人は“自分から罠にハマりに行く”のです。
しかもハニートラップは年齢・性別・職業を問いません。
誰でも一歩間違えれば、「ターゲットになる側」なのです。