フロリアン・ビルツ 写真:Getty Images

 リバプールは今季から指揮するアルネ・スロット監督のもとでプレミアリーグを5年ぶりに制覇。来季に向けてイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが退団した一方で、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとエジプト代表FWモハメド・サラーとの契約延長に成功している。

 そのリバプールはリバプールはバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表MFフロリアン・ビルツの獲得を標榜。1度目のオファーは拒否されたとみられているなかで、リバプールはレバークーゼンとの交渉を継続していると複数目ティアが報じていた。

 そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、リバプールはボーナスを含めた移籍金最大1億5000万ユーロ(約248億4,000万円)でレバークーゼンとクラブ間合意に達した模様。この移籍基金はクラブレコードとなる金額のようだ。

 昨季はレバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献し、個人としてもMVPを獲得したビルツは、卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器に今季も公式戦45試合で16ゴール15アシストを記録。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)やマンチェスター・シティ(イングランド1部)からの関心も取り沙汰されてされていた同選手は2週間前から個人合意に至っていたようだ。

 ドイツ代表MFは残すところ、メディカルチェックと契約書にサインするのみとなっているとのこと。すでに10番はアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが着用しているなかで、背番号は何番になるのだろうか。