久保建英 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は6月10日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、インドネシア代表と対戦。前半に1ゴールを奪ったMF久保建英(レアル・ソシエダ)の背番号「10」着用に注目が集まっている。

 久保はMF鎌田大地(クリスタル・パレス)とともに、前線1トップのシャドウでスタメン出場。前半の早い時間帯からボール奪取で存在感を発揮すると、日本は14分にMF三戸舜介のクロスにMF鎌田大地が頭で合わせて先制ゴールを奪取。すると、久保は19分にペナルティエリアでのダブルタッチから右足を振りぬき、豪快にゴールネットを揺らした。

 前半早々からの活躍ぶりを受けて、久保に対する称賛コメントが続々と寄せられている。また、今回はMF堂安律にかわり背番号「10」を背負っているが、インドネシア戦でのパフォーマンスを受けて、久保の10番継続を望む声も噴出。キャプテンマークを巻いてプレーしている姿も反響を呼んでいる。

 日本代表の「10」番を巡っては、以前に日本代表OBの田中マルクス闘莉王氏が、縦へ突破力に欠けるとして代表戦における堂安のプレーを酷評するとともに、「彼はレギュラーとして出られない」とコメント。10番をMF三笘薫(ブライトン)や久保に変えるべきとの意見を提示していた。

 日本サッカー協会(JFA)の公式サプライヤーであるアディダス社のスパイクを使用している選手が10番を背負うことが多いものの、森保ジャパンでは主に堂安が着用している。ただ、ここ最近の久保のパフォーマンスをもとに、誰が日本代表の10番にふさわしいのか議論が白熱しそうだ。