
プレミアリーグのリバプールでプレーするMF遠藤航と、同リーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンのFW三笘薫という2人の日本代表選手が、同じクラブでプレーする可能性が浮上している。この実現の鍵を握るのが、現在リバプールに所属するFWルイス・ディアスの動向だ。
アメリカのスポーツ専門メディア『ジ・アスレティック』の報道によると、リバプールは現在ディアスが退団した場合に備えて、ブライトンの三笘薫の獲得を検討しているとのことだ。
リバプールの新スポーツディレクターであるリチャード・ヒューズ氏は、アルネ・スロット監督の2シーズン目に向けた基盤作りを進めており、ディアスの去就が夏の移籍方針を左右しているようだ。
現状では、ディアスが他チームへ移籍する具体的な動きは見られていないが、リバプールは同選手の退団に見合う金額の申し出があれば、売却に応じるようだ。
三笘はブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督の下で高いプレッシングと組織的なポゼッション・フットボールを身につけており、これはスロット監督がフェイエノールト時代(2021-2024)に導入し、現在リバプールに埋め込んでいる戦術原則と合致している。
また、リバプールでプレーする遠藤の存在も三笘がクラブに加入した場合の適応にも重要な役割を果たすことは間違いなく、その関係性が三笘のリバプールでの成功を後押しするだろう。
三笘は2022年のブライトン加入以来、プレミアリーグ88試合で20ゴール17アシストを記録している。その実績は、リバプールの様な高いレベルのクラブでも活躍を期待させる要因となっている。