谷晃生 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は6月10日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、インドネシア代表と対戦。ガンバ大阪のホームスタジアムでもあるパナソニックスタジアム吹田に掲出されたGK谷晃生(町田ゼルビア)の横断幕に注目が集まっている。

 スタジアムの一角には、G大阪のクラブカラーである青黒の背景色に「譲り放て 青黒の光 谷晃生」と書かれた横断幕が。G大阪在籍時に使用されていたものとみられるが、この横断幕掲出には、ネット上で様々な意見が上がっている。

 現在24歳の谷は、G大阪の下部組織出身。2020年から3シーズンにわたり期限付き移籍先の湘南ベルマーレで正守護神として活躍した後、2023年にG大阪へ復帰。同年夏にベルギー2部FCVデンデルEHへのレンタル移籍したが、わずか半年で海外挑戦を終了。2024年1月に町田へ加入している。

 この町田移籍を巡っては、G大阪サポーターの間で議論の対象に。2024シーズン開幕節のG大阪戦でスタメン出場すると、ボールをキャッチした後にピッチに倒れ込む仕草を何度も見せて、古巣サポーターからブーイングを浴びたことを記憶に新しい。

 なお、谷はオーストラリア戦でフル出場も1失点。古巣クラブのホームスタジアムで開催のインドネシア戦ではベンチスタートとなったが、G大阪時代の横断幕が掲出されたことに、同クラブのサポーターはどのような思いを抱いているのか気になるところだ。