神社やお寺で手に入れた「お守り」。
身に着けているだけで、なんとなく守られている気がしますよね。
でも──
「お守りってどこに入れるのが正解なの?」
「複数持ってもいいの?」
…そんな疑問を抱えたまま持っていませんか?
実は、お守りの扱い方にはちょっとした「コツ」があります。
今回は、願いを叶えるために押さえておきたい【お守りの正しい持ち方・5つの法則】を、スピリチュアルと伝統マナーの両面から解説します。
目次
法則① お守りは“肌身離さず”が基本法則② 持ちすぎに注意!“1つ1願”の意識を法則③ お守りに“語りかける”習慣を法則④ “くたびれたお守り”は交換のサイン法則⑤ 願いが叶ったら、必ず“お礼参り”をまとめ|お守りは“信頼と感謝”で力を発揮する ## 法則① お守りは“肌身離さず”が基本

まず1つ目の法則は、「お守りは常に身につける」こと。
お守りは、あなたを守ってくれる存在=神様や仏様の“分身”とされています。
そのため、なるべく近くに置いておくのが基本です。
たとえば…
交通安全守→車のダッシュボードやキーケース
金運守→財布やカードケースの中
学業成就守→筆箱や通学バッグの内ポケット
健康守→ポーチの中や肌着のポケット
バッグの底でぐちゃぐちゃになっていたり、汚れた場所に入れっぱなしにしていると、せっかくのご加護も弱まってしまうかも…。
清潔な場所に丁寧に収めることで、神様とのつながりも強まると言われていますよ。
法則② 持ちすぎに注意!“1つ1願”の意識を

お守りはたくさん持っていた方が良い──そう思っていませんか?
確かに、願いごとは人それぞれ複数あるもの。
しかし、お守りは「1つの願いに心を込めて」持つことが最も効果的だとされています。
なぜなら、「あれもこれも」と願いを欲張るほど、エネルギーが分散してしまうからです。
また、神社とお寺、あるいは異なる宗派のお守りを同じ場所に入れることについては、神仏の性格によっては“気が合わない”場合もあると言われています。
◎おすすめの工夫:
テーマごとにお守りを「持ち替える」
今一番大切な願いを1つに絞る
複数持つ場合はそれぞれを分けて保管する
“お守りを選ぶこと”は、“自分の願いと向き合うこと”でもあるのです。