「寝る前にスマホを見るのは良くない」と言われても、完全に見ないようにするのも難しい…。

そんなとき、体のために知っておきたい機能があるのですが、実践している人はあまり多くないことが分かりました。

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■『ジョブチューン』でも紹介され話題に

4月26日放送の『ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)に出演した、日本睡眠学会 理事の原浩貴先生は、「寝る一時間前からスマホを見ないのがベスト」としながらも、「大人は絶対にダメというわけではない」と解説。

原先生いわく「スマホが睡眠に悪影響と言われる一つにブルーライトの覚醒作用」が挙げられ、「ブルーライトをずっと浴びていると寝つきづらくなり、睡眠の質も下がる」懸念が。

しかし「最近のスマホにはブルーライトを抑える設定」があり、原先生は「私も必ず使っている」「ぜひ活用してほしい」と呼びかけました。

■iPhoneの場合

Night Shift
(画像=『Sirabee』より引用)

まず、iPhoneの場合は…

ホーム画面「設定」→画面表示と明るさ→「Night Shift」をタップ。

切り替えたい時間を指定すれば、毎日自動でブルーライトを抑えた暖色系の色味に切り替わるようになります。

編集部員も「22:00~7:00」に設定していて、独特な色合いも数日で慣れました!

■Androidの場合

Androidも「夜間モード」にすれば、同様にブルーライトを抑える設定が可能。原先生によると「なるべく暖色系に設定したほうが良い」のだとか。

また、これらを設定していても脳が覚醒してしまうゲームやSNSなどは避け、寝る前は「ゆっくり見れるような動画やオンライン書籍」が良いそう。

なお、「子供は大人より影響を受けやすい」ため寝る前のスマホは控えたほうが良いといいます。

■日常的に活用している人はおよそ2割

ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女754名を対象に「Night Shift」「夜間モード」について意識調査を行ったところ、「よく設定している」人は24.1%でした。

夜間モードを日常的に活用している人の割合
(画像=『Sirabee』より引用)

なお「設定したことはある」が29.1%と、“知ってるけど活用していない”人も多くいる模様。「全くない・知らなかった」が46.8%でした。

インターネット上でも「部屋暗くしたらいつもONにしてる」「目の疲れ方が全然ちがう」と意識して活用するユーザーが見られます。寝る前についついスマホを見ちゃう人は、今夜から試してみては。

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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年5月15日~2025年5月21日

調査対象:全国10代~60代の754名