元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が9日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。オリックス・バファローズ廣岡大志の危険なスライディングについてコメントした。
■危険スライディングで「警告」
6日に阪神甲子園球場で行われたオリックスと阪神タイガースの1戦。0対0で迎えた9回表無死1塁の場面、1塁走者だった廣岡は、西川龍馬のゴロの間に二塁に向かいスライディングする。
しかし、相手野手と交錯してしまい、守備妨害で併殺に。さらに危険なプレーとして、審判団は廣岡に「警告」を言い渡した。
■廣岡は動揺していた?
このプレーについて試合後、廣岡は「もし(送球が)外れたら3塁に行けるように、ちょっと膨らんでしまったところはある」とし、故意ではなかったと釈明。
高木氏も「廣岡の性格として、わざとするとか、不正を働くとかっていう性格ではない」と話す。このプレーの直前、廣岡が放ったピッチャー返しの打球が相手投手の頭部付近に直撃していて、「動揺していたんじゃないか」と推測した。
■「そんなことは想像しちゃダメ」
ただ、今回の状況で3塁を狙う考えについては「まずそういう考えは起こさないよね普通は。早く(2塁に)到達しようとするよね。考え方が違う」「あそこで暴投するような二遊間ではない、阪神も。エラーするという暫定のもとで行ってると、ああいう間違いが起きる。そんなことは想像しちゃダメだよ」と高木氏。
その上で「最初のスタートの考え方。これは正さなきゃダメだなと思う」と述べた。
■廣岡のプレーについて言及
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)