野球評論家の高木豊氏が8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
同日、支配下登録されることが報じられた読売ジャイアンツの育成投手・山田龍聖を分析し、高く評価した。
■山田龍聖とは?
即戦力左腕として社会人チーム・JR東日本から2021年にドラフト2位(この年の1位は大勢)で巨人入りしていた山田は、3年間で1軍登板はなく、2024年オフに育成選手として再契約。
今期は登板機会を図るためウエスタン・リーグ参加球団・くふうハヤテベンチャーズ静岡に派遣されていたが、予定期間を前倒し5月末に巨人へ戻ってきており、間もなく支配下登録されると見られている。
■「ハッキリ言うよ…良い!」
2軍戦で一皮むけた山田について、「(予定より)1ヶ月くらい短く、(球団が)呼び戻したというね」「ハッキリ言うよ…良い!」と太鼓判を押す高木氏。
山田の特徴について「テイクバックが小さくて、タイミングがあったときのボールの角度やキレは1軍レベルだと思う」と語りつつ、「まだタイミングが合うときと合わないときがあるんだよ。これが全部合いだすと、これは勝てるピッチャー」と、今後の伸びしろについて分析していた。
■山田の強みは「アウトコース」
武器は150kmを超えるストレートとキレのある変化球。
高木氏は、「持ち玉が良い。真っ直ぐ(ストレート)、チェンジアップ、ちょっとツーシーム気味のボール。左ピッチャーは右バッターと対峙したとき、インサイドの食い込んでくるボールはイメージしやすいけど、このピッチャーは外でも勝負できる。これが面白い」と解説し、インコース、アウトコースを上手く使い分けたら「(バッターは)絶対手も足も出ない」と言い切った。
■「救世主的に出て来て欲しい」と反響
「スタミナはわからないから、何とも言えない。最初は中継ぎでも面白いと思う」と理想の起用法にも言及した高木氏。
それらの分析にネット上では「今季一軍で見てみたい」「山田投手の1軍での活躍を心待ちにしてます!」「救世主的に出て来て欲しい」と反響を呼んでいる。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)