マンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）は今季のプレミアリーグで15位とクラブ史上最低の順位でフィニッシュ。タイトル獲得の可能性もあったヨーロッパリーグ（EL）では決勝戦でトッテナム・ホットスパー（イングランド1部）に敗れるなど、散々な結果に終わった。
巻き返しを目指す来季に向けてすでにウルバーハンプトン・ワンダラーズ（イングランド1部）からブラジル代表FWマテウス・クーニャを獲得したユナイテッドは、さらなる攻撃強化としてブレントフォード（同1部）でプレーするカメルーン代表FWブライアン・ムベウモの獲得にも動いているとされている。
イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ユナイテッドはスポルティングCP（ポルトガル1部）でプレーするスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュの獲得に向けて仲介人を通じて最初のアプローチを実施したという。
ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督はスポルティングで共闘したギェケレシュのことを高く評価している模様。契約解除金は1億ユーロ（約165億1,000万円）に設定されているが、紳士協定により7000万ユーロ（約115億6,000万円）前後での移籍を容認される可能性があるという。
なお、ユナイテッドは今季のプレミアリーグ32試合で4ゴールと乏しい結果に終わったデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの去就に関係なく、ギョケレシュの獲得プランを進めているとのこと。ホイルンドはユナイテッド残留希望を公言しているにも関わらず、ユナイテッドは得点力不足解消のためにストライカー補強に乗り出しているようだ。
