
今季から指揮をしたバンサン・コンパニ監督のもとで、2年ぶりのブンデスリーガ制覇を成し遂げたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は、今夏にウイング補強を画策。ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)に所属する日本代表MF三笘薫などの名前が獲得候補に浮上している。
今季限りで契約満了となるドイツ代表FWレロイ・サネと、フランス代表FWキングスレイ・コマンに退団の可能性が浮上しているなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、バイエルンはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するフランス代表FWブラッドリー・バルコラ(22)をメインターゲットに設定しているという。
移籍実現は簡単ではないが、バイエルンは積極的にバルコラ獲得の可能性を模索しているとのこと。2023年夏にPSGへ加わったバルコラは今季の公式戦58試合で221ゴール18アシストの数字を残したが、フランス代表FWデジレ・ドゥエとジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアの存在もあり、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル(イタリア1部)戦ではスタメンから外れていた。
また、バイエルンはバルコラの獲得が不可能と判断した場合、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)でプレーしているスペイン代表FWニコ・ウィリアムズへターゲットを切り替える模様。さらに、スポーツディレクターを務めるマックス・エーベル氏は他のオプションも検討しているという。
そのなかには上述した三笘やミラン(イタリア1部)のポルトガル代表FWラファエル・レオン、リバプール(イングランド1部)でプレーするオランダ代表FWコーディ・ガクポが含まれているとのこと。攻撃陣の再編に本腰を入れているバイエルンは、決定力のある左ウイングの補強を最優先事項に掲げているようだが、どのような結末待っているのだろうか。