サミュエル・グスタフソン 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属のスウェーデン代表サミュエル・グスタフソンには、FIFAクラブワールドカップを控える中、海外移籍の可能性が浮上。スウェーデン1部ハンマルビーIFからの関心が報じられている。

 現地紙『エクスプレッセン』が6月9日に伝えたところによると、ハンマルビーIFは2026シーズンに向けての獲得リストにグスタフソンら数選手をリストアップ。浦和所属MFへの関心は、2025年4月の時点で報じられていた、記事では「グスタフソンと浦和は高額契約を結んでいる。現時点では、ハンマルビーIF移籍が実現する可能性は低い」と綴られている。

 グスタフソン2024年にも古巣のBKヘッケンをはじめ、スウェーデン国内複数クラブからの関心が報じられていたが、浦和と契約更新。現地メディア『FotbollDirekt』は2024年11月、浦和の契約延長オファー内容について「年俸は800万スウェーデン・クローネ(約1億1400万円)」と報じている。

 グスタフソンの去就に関する報道が飛び交う一方、ハンマルビーIFは日本人選手にも関心を寄せているとのこと。『エクスプレッセン』で5月中旬に掲載されたインタビュー記事によると、ハンマルビーIFなどスウェーデン1部の複数クラブが日本の移籍市場に関心。将来有望な日本人選手の獲得に向かっているという。

 ハンマルビーIFは過去にスウェーデン1部リーグを1度優勝。2024シーズンのリーグ戦で2位に食い込むと、2025シーズンも13試合を終えて首位ミャルビーから勝ち点3差の2位につけている。直近の移籍ウィンドウでは、2024年7月に京都サンガからスリナム代表GKヴァルネル・ハーンを完全移籍により獲得。2025年4月には愛媛FCの2種登録選手であるU17日本代表DF島佑成の今夏獲得が決まったと報じられている。