名古屋グランパス 写真:Getty Images

 名古屋グランパスはブラジル1部フルミネンセからセアラーSCへ期限付き移籍していたFWレレを獲得する模様。ブラジル国内メディアが移籍金や契約内容を報じている。

 現在27歳のレレは、身長189センチで右利きのストライカ-。2023年4月にフルミネンセへ移籍。加入1年目はブラジル1部リーグ戦で8試合のスタメン出場にとどまり、2024シーズンは靭帯損傷によりリーグ戦全試合欠場。2025年1月に復帰も、3月にセアラーへ期限付き移籍している。

 そのセアラーでは、ブラジル1部リーグ戦7試合でプレーもすべて途中出場。いまだノーゴールと結果を残せていない中、名古屋からオファーが届いたという。

 ブラジル『netflu』が6月9日に伝えたところによると、レレは名古屋と2025シーズン終了後までの短期契約を結ぶ見込み。移籍金は130万レアル(約3,400万円)であり、2026年まで契約延長可能な買い取りオプションも付いているとのこと。買取OPの設定額は150万ドル(約2億1,700万円)とのことだ。また、フルミネンセは期限付き移籍の終了に伴い、セアラーに対して190万レアル(約4,900万円)を支払うことになったという。

 なお、レレのエージェントは『マルシオ・ビッテンコート・スポーツ』。同社はFWカピシャーバ(清水エスパルス)、MFマテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)、FWデレク(ジェフユナイテッド千葉)、DFパトリック・ウィリアム(京都サンガ)、それに2025年6月9日に北海道コンサドーレ札幌への移籍が正式決定したFWマリオ・セルジオも顧客に持っている。