仕事などで、いいアイデアがほしいときもあるだろう。机の上で一生懸命に考えても浮かばないのに、なぜかトイレに入っているときにひらめくことも…。
■約4割「トイレ中にアイデア」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女693名を対象に調査を実施したところ、「トイレ中にアイデアが浮かんだ経験がある」と答えた人は45.7%だった。

およそ半数の人が、用を足しながらひらめきを得た経験があるようだ。トイレという密室空間が、思わぬ発想が生ませるのかもしれない。
■トイレでぼーっとしていたら
トイレでアイデアを浮かんだという30代男性は、「仕事の企画でずっと悩んでいたとき、トイレに入って少しだけぼーっとしていたんです。そしたら急に『こうすればいいかも』とアイデアが浮かんできたので、急いでスマホでメモを取りました。そして最終的に、そのアイデアが通ったんです」当時を振り返る。
よくある話のようで、「狙って考えているときは、なにも出てこないんですよね。それなのにトイレみたいに誰にも話しかけられず手持ちぶさたな状態だと、ふっとアイデアが出てくることがあって…。あの瞬間がほしくて、わざとトイレに行くときもあります」と続けた。
■トイレでは完全に休憩
トイレは休憩場所と考えている20代男性は、「トイレでは、完全にオフモードになっていますね。あえて、なにも考えないようにしているんです。ほんの少しでも仕事のことを忘れたいときに、休憩場所にしている感じです」と話す。
トイレから戻るとアイデアが浮かんだことならあるようで、「トイレでスマホを見たり考えごとしたりすると、さらに疲れる気がするんです。逆にトイレでなにも考えないことによって、デスクに戻ってから頭が回ってアイデアが生まれたことがあります」と語った。
■トイレで仕事すれば…
Xでも、「トイレに座ってる時が一番アイデア浮かぶ」「トイレでは良いアイデアが浮かぶので、トイレで仕事すれば生産性が上がるのではないだろうか」との意見が見られた。
一方で、「風呂でシャワー浴びてる時が一番アイデア浮かぶし、頭回る。仕事中常にシャワー浴びてたい」と風呂派の人もいた。
・合わせて読みたい→表示のわかりにくさに指摘も… 約4割が経験している「公衆トイレ」での失敗
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年5月3日~2025年5月6日調査対象:全国10代~60代の男女693名