思いもよらぬ失敗を引き起こすのが先入観。いわゆる「うっかりミス」の多くが、この先入観によって引き起こされている。
以前X上では、牛乳に関するうっかりミスに、共感と驚きの声が多数寄せられていたのをご存知だろうか。
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■牛乳を買ったつもりが…
今回注目したいのは、Xユーザーのナミキさんが投稿したポスト。
「このうち2億本を買ったのはよく読まず牛乳と思って買った日本中の俺だと思う」という謎の文章が綴られた投稿には、森永乳業『味わい便り』のパックが写った写真が添えられ、側面には「選ばれて4億本」という表記が確認できる。

(画像=『Sirabee』より引用)
…そう、ナミキさんは『味わい便り』を牛乳と誤って購入してしまったのだ。
■「これ牛乳じゃないの!?」
パッケージには「森永」のブランド名、および牧場で草を食む牛のイラストが描かれており、パッと見て「牛乳」と判断してしまう気持ちは大いに理解できる。
記者個人としては、白と濃い青を基調としたパッケージデザインも「牛乳っぽさ」を助長している要因の一つでは…と、考える。

(画像=『Sirabee』より引用)
Xユーザーからは「知らなかった」「これ、牛乳じゃないんですか!?」「これを買って帰ったら、妻に『それ牛乳じゃないから』と叱られました」「私も同じことした経験があります…」といった具合に、驚きと共感の声が多数寄せられていた。
しかし、一方で「『乳飲料』って書いてありますやん」などのツッコミも少なからず確認できている。そこで今回は『味わい便り』を販売する森永乳業に詳しい話を聞いてみることに…。
その結果、様々な事実が明らかになったのだ。