ごみ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が公式Xにて、これから出番の多い携帯扇風機(ハンディファン)の取り扱い方について注意喚起。廃棄の方法についても紹介している。
■「気をつけないと火が出る可能性」
滝沢は、「充電式の携帯扇風機の中身はこうなっています」と、ごみ捨て場で見つかったらしき、本体が半分になって中身が見えている携帯扇風機の画像をポスト。
持ち手の部分には充電池が取り付けられており、「これがリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池は衝撃や圧迫に弱いので、普段の取り扱いも気をつけないと火が出る可能性があります」と注意喚起。
さらに「捨てる時は量販店の回収ボックス等に持っていってください」と呼びかけている。
■火災が発生した事例も
リチウムイオン電池は、過充電や、衝撃による内部の損傷などが原因で発火する危険性があり、東京消防庁によると、充電中の携帯扇風機が発火したという事故も。
また実際に、リチウムイオン電池搭載の製品が不燃ごみ等で廃棄され、ゴミ収集車の火災が発生した事例もみられた。
自治体によって違いもあるが、不用になった場合には、多くの自治体で設置されている「小型家電回収ボックス」を利用するほか、家電量販店への持ち込みなどの方法で廃棄することが呼びかけられている。
■「システムを作るべき」意見も
滝沢の注意喚起に、ユーザーからは「役所とかにある黄色い小型家電回収ボックスの利用を案内するのが妥当では」「正直いってこういうのはメーカーが回収システムを作るべき」といった意見が。
また、「円筒電池以上に、パウチ型の電池は外からの力に弱いので、平たい形をした電池にはとくに気をつけてください」と呼びかける人もみられた。