
ガンバ大阪所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィには、2025シーズン終了後に契約満了で退団する可能性がある模様。現地メディアが同国1部マッカビ・ハイファ復帰の可能性について報じている。
ラヴィの去就を巡っては、イスラエルメディア『colbo news』が5月27日、G大阪との契約期間が2026年1月までだとした上で、「ハイファが再獲得に興味」「復帰は最速でも2025/26シーズン途中」と報道。これによると、本人はハイファ復帰の可能性など自身の去就について「今シーズンが終わるまで何も話すことはない」と語ったというが、同メディアは「彼は2026年1月にG大阪との契約を終える意向を明らかにした」と伝えている。
そんな中、イスラエル『One』は6月7日にハイファの補強戦略を特集。これによると、同クラブは外国人選手数名の獲得を狙っているというが、国内リーグで定められている外国人枠が障壁になっているとのこと。現時点で2名しか獲得できないだけに、「ラヴィを獲得すれば、外国人枠を確保することが可能だ」とG大阪所属MFの復帰をひとつのアイデアとして提案しているが、選手サイドは古巣復帰に「乗り気ではない」という。
現在28歳のネタ・ラヴィは、2023年1月にG大阪へ完全移籍。再三にわたり母国復帰の可能性が報じられるなか、2025シーズンはコンディション不良の影響もあり、ここまでJ1リーグ戦10試合のスタメン出場にとどまっている。
なおイスラエル国内メディアによると、ネタ・ラヴィとG大阪の契約内容は「1年の契約延長オプションが付いた3年契約、年俸はおよそ100万ユーロ(約1億6,000万円)」であるとのこと。両者が契約延長オプションの行使で合意するかどうかも、イスラエル代表MFの去就を占うポイントのひとつとなりそうだ。