マイク・メニャン 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)は、エンツォ・マレスカ監督のもとで今季のカンファレンスリーグ(ECL)を制覇。プレミアリーグでも4位フィニッシュを果たし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 チェルシーは今季のGK陣容としてプレミアリーグではスペイン代表GKロベルト・サンチェスがゴールマウスを主に守り、ECLなどのカップ戦ではデンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンが起用されるなど、併用されていた。

 イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、チェルシーはミラン(イタリア1部)でプレーするフランス代表GKマイク・メニャンの獲得を標榜。同選手はミランと来夏に契約満了を迎えるものの、契約延長交渉が難航していることから比較的安価で獲得できる状況となっている。

 すでに1回オファーを断られているチェルシーはフランス代表GKの獲得に移籍金1500万ユーロ(約24億7,000万円)を支払うつもりはなかったが、移籍金1800万ユーロ(約29億7,000万円)前後でミランとクラブ間合意する模様。チェルシーはすでに同選手とは個人合意には達しているようだ。

 なお、チェルシーは今夏に開催されるクラブワールドカップでフラメンゴ(ブラジル1部)と、エスペランス・チュニス(チュニジア1部)らと同居。もし、仮にこの大会でメニャンを起用したければ、10日までに選手獲得を発表しなければいけないようだが、間に合うのだろうか。