
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)はシーズン途中にエリック・テン・ハグ前監督を解任してルベン・アモリム監督を招聘したが、成績は上がらず今季のプレミアリーグでクラブ史上最低の15位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグでも決勝戦でトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に敗れた。
そのユナイテッドを率いるアモリム監督はプレミアリーグ最終節のアストン・ビラ(イングランド1部)戦でアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョをベンチ外に。EL決勝戦のトッテナム戦でも20分しかプレータイムを与えなかった。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユナイテッドとガルナチョは今季限りで袂を分つことで合意したとのこと。同選手には前ユナイテッドの指揮官であるエリック・テン・ハグ監督が就任したバイエル・レバークーゼンが関心を示しているほか、クラブ名は明らかになっていたいものの、イタリアのクラブも関心を示しているようだ。
今冬にはジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアが退団したことからその後釜を探していたナポリ(イタリア1部)やチェルシー(イングランド1部)からの関心が取り沙汰されていたガルナチョはすでに3クラブと交渉を行っているなかで、プレミアリーグ残留は真剣な選択肢だと考えているようだ。
アトレティコ・マドリード(スペイン1部)下部組織出身のガルナチョは、2020年にユナイテッドの育成機関に移籍すると、2022年4月にプロデビュー。ドリブルテクニックの高さやシュート精度の高さを武器に今季も公式戦58試合で11ゴール10アシストを記録していたが、新天地はどのクラブになるのだろうか。