9.11アメリカ同時多発テロや新型コロナウイルスのパンデミックを予言したとされる盲目の預言者、ババ・ヴァンガ。TOCANA読者であればご存知の人もいるかもしれないが、彼女は今年、人類が地球外生命体と接触するという、世界を変えるような予言も残している。

 1996年に亡くなったババ・ヴァンガは、ブルガリアの神秘家であり千里眼の持ち主だった。彼女のいくつかの予言が不気味なほど的中した後、陰謀論者たちの間でカルト的な人気を博すようになった。そして、この2025年の新たな予言では、ある大きなスポーツイベントの最中に「空に新たな光が現れ」、世界中の人々がそれを目撃するとされている。

「空に新たな光」UFO出現で人類初のコンタクト?

 ババ・ヴァンガのビジョンによれば、そのスポーツイベントの上空にUFOが出現し、人類は初めて地球外生命体と遭遇するという。そして、それは恐怖ではなく、答えをもたらすものだと語ったとされている。しかし、2025年の予言では、どのスポーツイベントで、またどの国でそれが起こるのかは明らかにされていない。

 ババ・ヴァンガは自身の予言を書き残してはいない。ほとんどの記述は、彼女の姪であるクラシミーラ・ストヤノヴァ氏や、彼女の死後にそのビジョンを記録した他の信奉者たちによるものであり、彼らが彼女の言葉を誤解している可能性も指摘されている。

 この数十年前の予言のニュースは、世界各国の政府が未確認航空現象(UAP)について知っていることを公に議論し始めたタイミングで浮上してきた。アメリカではトランプ政権がUFO目撃情報や地球外生命体に関する政府調査など、いくつかのトップシークレットの機密解除を命じている。

 2025年の予言は曖昧なまま残されているが、ババ・ヴァンガの予言を解釈する人々は、その光が明らかに、とあるスポーツ会場の上空に現れる地球外の宇宙船を指していると考えている。また、この光が流星群、オーロラ、あるいは地球から見えると予想される3000光年彼方の「かんむり座T星新星3」の超新星爆発を指しているのではないかという憶測もある。多くの信奉者は、この出来事が世界で最も視聴されるテレビイベントの一つである2月のスーパーボウルで起こると考えていたが、それは実現しなかった。

ババ・ヴァンガの予言「2025年、エイリアンとの接触」はテレビ中継されるスポーツイベントで起こる!?の画像2
(画像=画像は「Daily Mail Online」より)