
ラップ界の大物スヌープ・ドッグが、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックの本拠地セルティック・パークで、ポップアップ式のバーガーショップを出店する計画を明かした。音楽業界にとどまらず、スタジアムグルメにも乗り出す構えのようだ。
スコットランドメディア『デイリー・レコード』の6月8日の報道によると、スヌープ・ドッグは同国メディア『サンデー・メール』のインタビューで以下のように語った。
「スポーツスタジアムの食事はまずいってのが定説だけど、それは変えるべきだ。俺が料理するってことはみんな知ってるし、ポップアップのバーガーショップをスタジアムに出して、スタジアムの飯だってうまいってことをファンに見せたい。やるならセルティック・パークしかないだろ? 他にどこでやるんだって話だ」
そのスヌープ・ドッグはセルティックのサポーター歴20年以上で、2023年にはグラスゴーで公演を行っており、地元とのつながりもある。
料理好きとしても知られる彼は、自著『スヌープ・ドッグのお料理教室 ボス・ドッグのキッチンから60のプラチナ極上レシピ (原題:From Crook to Cook: Platinum Recipes from Tha Boss Dogg’s Kitchen)』も出版している。
なお、セルティック・パークでは過去にも飲食の新しい試みが行われており、2023年にはグラスゴーの人気ストリートフード店『Smokey Trotters Kitchen』が、塩チリチキン、チーズ、カレーソース、フライドオニオン、コリアンダーをトッピングした商品をスタジアムで提供し、スタジアムグルメの多様化を象徴する存在となった。