
かつてFC東京でプレーしていたベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属DF小川諒也は、鹿島アントラーズ移籍が決定的である模様。FC東京復帰が実現しないとみられる中、同選手の過去のSNS投稿が話題になっている。
現在28歳の小川は2015年にFC東京へ加入すると、7シーズン以上にわたり同クラブでプレー。2018年には北海道コンサドーレ札幌移籍の可能性が報じられたものの、FC東京に残留するなど、クラブ愛を見せたことでファン・サポーターの心を掴んだ。
2022年夏以降はヴィトーリアSC、STVVと海外クラブを渡り歩いた小川。2024/25シーズンは35試合の出場で2ゴール4アシストをマーク。主力選手として、STVVの1部残留に貢献したが、報道によると、鹿島移籍に向かっているとのこと。本人はFC東京復帰を望んでいたものの、FC東京は同選手の再獲得を見送ったという。
小川の去就に注目が集まるなか、本人による2018シーズン終了後のSNS投稿が再び脚光を浴びている。当時、札幌移籍の可能性が取りざたされていたが、同選手はインスタグラムで背番号「25」のユニフォーム姿をアップすると、「このチームで優勝したい。自分の中でその思いが1番強かった」と、FC東京への愛着を強調。「FC東京ファミリー全員で優勝しましょう!2019シーズンもよろしくお願いします!」と綴っていた。
小川がFC東京への特別な思いを抱いているとみられるだけに、サポーター等からは過去の投稿内容を踏まえた上で、同選手の古巣復帰が叶わない可能性に対する落胆の声が上がっている。くわえてFC東京残留を決断した当時を振り返るとともに、クラブに対して小川本人の思いを汲み取るよう望む声も上がっている。
FC東京のサイドバック、ウイングバック要員には、日本代表DF長友佑都やDF白井康介らが控えているが、DFバングーナガンデ佳史扶が長期離脱中。先日、ドイツ2部ハノーファーを退団したDF室屋成の再獲得を公式発表している。