清水エスパルス 写真:Getty Images

 清水エスパルスは先日、FC DAC 1904 ドゥナイスカー・ストレダ (スロバキア1部)からブラジル人DFマテウス・ブルネッティを完全移籍により獲得。同選手の関係者が清水との契約内容の一部を公表している。

 現在25歳のマテウスは、身長183cmで左利きのセンターバック。フィゲイレンセFCの下部組織出身である、2021年1月にフィゲイレンセFCからストレダへの移籍により、欧州挑戦を果たしている。そのストレダでは、2022/23シーズンからレギュラーに定着。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選など欧州カップ戦での経験も積むなか、2024/25シーズンはリーグ戦21試合の出場で2ゴール2アシストをマーク。上位6クラブによるプレーオフでも10試合中6試合でスタメンに名を連ねていた。

 2025年5月末に清水への完全移籍が正式決定しているが、清水移籍を手掛けたエージェント会社『SBSスポーツ』は6月6日、公式インスタグラムを更新。マテウスと反町康治ゼネラルマネージャーのツーショット写真をアップすると、「清水エスパルスへようこそ!ブルネッティは日本のクラブへ加入し、今後2年間プレーすることになった」と、2027年夏までの2年契約締結を明らかにした。

 その上で同社は「スロバキアでの4年間を経て、新たな挑戦の場として極東のクラブへやってくる。オレンジカラーを守る新たな一歩を踏み出した彼の幸運を祈っている」と、マテウスにエールを送っている。

 なお『SBSスポーツ』はマテウスの他に、V・ファーレン長崎所属FWエメルソンやグレミオ所属MFドッジ(元柏レイソル)ら複数のブラジル人選手を顧客に持っている。