長倉幹樹 写真:Getty Images

 浦和レッズは6月7日、FW長倉幹樹がFC東京へ期限付き移籍すると公式発表。浦和下部出身である同選手の移籍を巡り、ファン・サポーター等の間で様々な意見が上がるなか、同選手の代理人によるSNS投稿が話題に。「信頼できる代理人」として、海外クラブの関係者から評価されている。

 エージェント業務を手掛ける『株式会社SunX』の代表取締役CEOを務める西室陽氏は7日、長倉の移籍を受けて、「幹樹自身、浦和レッズへの想いは強いものがありましたが、自身の選手としてのキャリアを考え、このようなこのタイミングで期限付き移籍をすることになりました」とXでポスト。 和加入からわずか半年でFC東京へ期限付き移籍した背景を説明した上で、「CWC直前での移籍を承諾して下さった浦和レッズの関係者の皆様に感謝いたします。幹樹は必ず強くなります!」と綴っている。

 また、FC東京の関係者に対しては「本人は強い覚悟を持ってこの移籍を決めました。個人の飛躍がFC東京の結果に繋がる、ここから幹樹が東京と共に上に行きます!暖かいご声援をよろしくお願いします!」と挨拶。「サポート選手が青赤のユニを着てプレーすることは個人的に感慨深いです」と、自身の思いも明かしている。

 浦和向けの投稿には、同クラブのファン・サポーター等から長倉の決断を理解するコメントが続々と寄せられているが、Jリーグ関係の情報を発信しているMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)クラブ関係者は「こういった代理人は信頼できる。移籍に関してケアが丁寧」とSunXや西室氏の姿勢を高く評価。

 「サポーターにとってダメージある移籍発表の後に、配慮無しでポストする代理店が多い… 海外でも大手、日本だと○○や○○等大手といわれる代理店は配慮に欠けたりする」(○○は某エージェント会社)などと、一部のエージェント会社に対する指摘も忘れなかった。