
日本代表DF冨安健洋が在籍するアーセナル(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで3年連続となる2位でフィニッシュ。チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝でパリ・サンジェルマン(フランス1部)に完敗を喫して、無冠に終わっていた。
タイトル獲得を目指す来季に向けてアーセナルはアストン・ビラ(イングランド1部)に所属するイングランド代表MFモーガン・ロジャースの獲得に興味を持っていると、イギリス『タイムズ』が報道。しかし、同選手には移籍金5000万ポンド(約97億9,000万円)を超える高額な移籍金が必要になるという。
マンチェスター・シティ(イングランド1部)下部組織出身のロジャーズは、昨夏にミドルズブラ(イングランド2部)からビラに加入。卓越したボールコントロールやフィジカルの強さなどを武器に今季のプレミアリーグ37試合に出場して8ゴール10アシストを記録した。
また、アーセナルは代替案としてフェイエノールト(オランダ1部)でプレーするブラジル人FWイゴール・パイションにも興味を持っている模様。2022年夏に同クラブへ加入したエールディビジ34試合で16ゴール10アシストと圧巻のスタッツを残していた。
なお、アーセナルはすでに日本代表MF久保建英が在籍するレアル・ソシエダ(スペイン1部)のスペイン代表DFマルティン・スビメンディの獲得が決定的な状況となっている。攻撃強化を目指しているとされているアーセナルだが、どのような動きを見せるのだろうか。