任天堂による様々な「転売対策」が講じられたにも関わらず、発売初日から多数の転売が目撃されている「Nintendo Switch2」（以下、Switch2）。
ネット上では現在、メルカリによる転売対策に、疑問の声が多数寄せられているのだ。
■問題視されている「転売」
近年、入手困難な人気商品が発売された際に真っ先に懸念されるのが「転売」問題。
各種フリマアプリ、サイトはその温床として警戒されており、その中でも知名度が高いのは、やはりメルカリだろう。実際、今回もSwitch2の発売当日にはメルカリに大量の転売品が出品され、大いに物議を醸していた。
■メルカリの対策、致命的な落とし穴が…
LINEヤフーでは「ヤフーオークションなどへのSwitch2の出品を禁止する」と発表し、メルカリも不正に出品する行為の防止策を発表していた。
しかし、多くのユーザーが疑問視しているのは「出品そのものは禁止していない」という点である。そのため前出のように、大量のSwitch2転売品がメルカリに出品されるに至ったのである。
以降、メルカリの商品ページ上では転売ヤーの「出品」とユーザーの「通報」という熾烈な戦いが繰り広げられ、ネット上では「通報祭り」という呼び名で盛り上がりを見せている。
■メルカリの注意喚起に疑問の声が…
また現在ネット上では、メルカリのSwitch2の検索結果・出品ページに表示される「注意喚起」の内容にも疑問の声が相次いでいる。
その内容は「本商品は、価格が急騰している可能性があります。ご購入においては冷静なご判断をお願いいたします」というもの。
こちらのテキストに対し、ユーザーからは「それだけ…？」「メルカリの転売対策、購入ページにテキスト入れるだけだった」「形だけの対策」「何もしてないのと同じでは…」といった、辛辣なツッコミが多数寄せられていた。
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（文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）
