パラ陸上の辻沙絵(30)が、6月1日に自身のInstagramを更新。同日をもって、現役を引退することを発表した。
辻は2015年からパラ陸上を始め、2016年のリオ、2021年の東京、2024年のパリと、3大会連続でパラリンピックに出場。リオでは女子400メートルで、銅メダルを獲得した。
引退表明とともに投稿された動画は、大会で走る辻の姿やオフショットなど、10年分の思い出が詰め込まれたもの。辻は「ここには書ききれないほどの10年分の想いで溢れかえってますが、とにかく、このパラ陸上でやりたかったことはやり切ったかなと実感しています」と、引退に対して前向きな思いをつづった。
投稿では、10年を振り返りつつ、監督の水野洋子やチームメンバー、スポンサーなど各方面へ感謝の気持ちを述べた辻。最後は、「改めて、10年間、沢山の愛と応援をありがとうございました!!!!」と、力強い言葉で締めくくっていた。

この投稿には、Instagramユーザーから「さえ、お疲れ様 たくさんの感動をありがとう!」「リオパラリンピックでの辻さんの快走&メダル受賞を間近で見られたことは忘れられない思い出です」「今後の人生も引き続き応援させて頂きます」といったコメントが寄せられている。