結婚生活において、パートナーの存在は本来、安心感の源であるべきだとされています。しかし、現実にはその“近さ”がときとしてストレスの温床となることも…。

そこでSirabee取材班は、旦那を邪魔だと感じる瞬間について聞いてみました。

■家事育児をしないくせに口出しする

「家事育児をしないくせに、一丁前に『野菜は○○するといい』『イライラせずに子供と遊んでやれよ』などなど、しょっちゅう口出しだけする。参加しないのなら場外から口出ししないでほしい。

口出しされるたびに『じゃぁやってよ』っていうと、『お前の仕事じゃん』って言う」(30代・女性)

■「疲れた疲れた」うるさい

「私は仕事&家事、旦那は仕事だけ。なのに毎日毎日疲れた疲れたうるさい。微熱なのに『大病ですか?』ってくらいに“ぐったり感”を出すし、なんでも大袈裟でウザい。

こっちは熱38度でも家事するのに、微熱くらいで寝込んで…。同棲せずに結婚しちゃったからこういう部分が見抜けなかったのかも」(20代・女性)

■どこに行くにも一緒

「これを他の人に言うと『愛されてるんだよ! いいなー』とか言われるから、あまり言えないけど、どこに行くにも旦那がついてくる。ひとりの時間がほしくて出かけようとしても『どこ行くの? 俺も行く』って、くっついてくるからひとりの時間がない。

少しは考えてほしい。子供じゃないんだからどこにでもついてくるのやめて」(30代・女性)

「旦那を邪魔だと感じる瞬間」とは、パートナーシップの破綻ではなく、むしろ関係性の微調整が必要であることを知らせる警告灯に他ならないのです。私たちはこの感情を責めるのではなく、丁寧に観察し、距離のとり方、空間の使い方、役割の見直しを図る契機とするべきなのではないでしょうか。

結婚生活とは、無限の共感を要求するものではありません。ときに「ひとりになりたい」と思うことも「邪魔だな」と感じることも、関係が成熟しているからこそ発生する自然な心の揺れなのです。その揺れを正直に認識し、対話に変える力こそが、長期的なパートナーシップを支える本質なのではないでしょうか。

・合わせて読みたい→“食前きゅうり”を続けたら体に起きた変化 チャンカワイの検証に反響「すごい」

(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳