任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch2」が5日、発売された。しかし、その直後から早くもフリマアプリに大量に出品され、Xでは怒りや批判の声があがっている。
■転売対策が話題に
Nintendo Switch2をめぐっては、任天堂が予約抽選に厳しめの申し込み条件をもうけたことが転売対策と話題に。
先月には、フリマサイトへの不正出品行為の防止策を講じることを発表。LINEヤフー、メルカリ、楽天グループと対策への取り組みに協力するとしていた。
一方、LINEヤフーも、ヤフーオークションなどへのSwitch2の出品を禁止すると発表。メルカリ、楽天ラクマも不正に出品する行為の防止策を発表していた。
■出品は禁止せず
しかし発売日の5日になり、「メルカリ」には、Switch2が大量に出品。本来のメーカー希望小売価格は49,980円で、ゲームソフト『マリオカート ワールド』同梱版でも53,980円だが、出品の多くが7~8万円台の転売価格で、なかには10万円の出品もみられた。
また、「楽天ラクマ」でも同様に7万円前後での出品が相次いでいるのが確認できた。
両社とも、不正出品の防止策は発表していたものの、出品自体は禁止していなかったとみられる。
■メルカリに「幻滅」
この状況に、Xでは「メルカリ」がトレンド入り。ユーザーからは「転売対策とは」「何が転売対策だったの?」「任天堂と協力して転売対策してたんじゃないの…」と疑問が。
「ちゃんと対策してなかったことに幻滅」「野放し・放置・やる気なし」「メルカリは注意喚起とかじゃなくて出品削除しないのか」「メルカリでも厳しく対処したらいいのに!」「止めようと思えば止めれるものを止めない」と批判や怒りの声もみられた。
■「通報祭り」に…
なかには、出品を運営側に違反として通報する方法を紹介し、通報を呼びかける投稿もあり、「転売Switch2を片っ端から通報」「Switch2を通報するゲームして暇を潰している」「Switch2当選しなかったのでメルカリの不当な出品を全て通報」「メルカリのswitch2転売ヤーをひたすら通報」という人も。
「初夏のメルカリ通報祭り」「転売通報祭りや」「Switch2の通報祭りしてる」「私も通報祭りに参加しようかな」「通報祭りだー! 私もやってこよ」「通報祭り開催されてるのウケる」といった声もみられた。
ただ、出品自体は規約違反ではないこともあり、「別に規約違反でもなんでもないから意味ないんだよなぁ」「実物の画像が無い場合か返品を受け付けないと記載しているもの以外は規約違反にならない」「実物の画像が無い出品と、商品に問題があっても返品不可と記載している出品だけを通報するべき」と冷静なコメントもみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)