元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が5日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。トレードされる可能性がある選手を予想した。
■今季は本塁打&打点0
最近は秋広優人・大江竜聖と砂川リチャードの2対1トレード、岩崎翔の金銭トレードと、後半戦に向け球団の動きが活発になっている。そんななか、次にトレードの可能性がある選手の1人として、高木氏はオリックスの内野手・宗佑磨を挙げた。
宗は21~23年まで3年連続ベストナイン&ゴールデングラブ賞を獲得したが、昨季は不本意なシーズンに。今季も20試合で本塁打・打点0、打率.200と成績が伸びない。
■「新旧交代の波に飲まれそう」
廣岡大志にポジションを奪われ、出場機会が減っていると指摘した高木氏。
他にも優秀な若手内野手が控えていて、「宗の使われ方を見ると、新旧交代の波に飲まれそうな感じはする。まだまだ使える選手だし、このまま置いとくと、もったいない選手。だからトレードすればいいのになって思う」と語る。
■名乗り出る球団は…
宗を求める球団については「パッと浮かぶのは巨人」と言い、「3塁手ができる。守備もそこそこうまいし。打つほうも、乗ったときはすごいし」「リチャードが守れる・打てるってなると、話は別だけど。ここのところ見てると、バッティングがどうかなっていうのが懸念材料にある」と話す。
さらに、横浜DeNAベイスターズも手を挙げる可能性が。「宮崎(敏郎)も年齢的なことがあるから。内野手が余りつつあるんだけど、宗は実績もあるし日本一の経験もあるし。そういった意味で経験値を買うんだったら、宮崎を休ませるときに宗を入れても面白い」とし、宗のトレードは「可能性は高いかも」と述べた。
■高木氏が予想「可能性は高い」
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)