野球評論家の高木豊氏が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。プロ野球で今後可能性のあるトレードについて独自の見解を明かした。
■投手中心のトレードが生まれる?
ピッチャー陣の疲れが出てくる夏場を見越して、今後のトレード傾向として「基本はピッチャーだよ。野手っていうのはなかなか厳しい気がするね」と分析する高木氏。
アシスタントの森藤恵美アナが「ピッチャーだと、ベイスターズがずっと左の中継ぎが足りてない状況で…」と切り出すと、「足りてない。けど、じゃあ(他球団の)誰が出せるかというと、潤沢にいるわけではない」と返答した。
■ドラゴンズ橋本─ファイターズ清水
12球団を見ていると、セ・リーグ5位の中日ドラゴンズは正捕手・木下拓哉が怪我で離脱中。
「キャッチャーが物凄く手薄になっている」と分析した上で、「日本ハムは左の中継ぎがもう一枚ぐらい居てもいいなと思う」と高木氏。
もし両球団の思惑が合致すれば、ドラゴンズ・橋本侑樹とファイターズ・清水優心のトレードを予想する。
■「ある程度の出血は覚悟しながら…」
橋本は過去3年間、抜群の安定感を維持してきた左の中継ぎ投手。
一方の清水は2018年に7本塁打、21打点を放った強打の捕手だが近年は出場機会が減少中だ。
「(橋本放出は)無いと思うだろ? だけどそのぐらい出血しないと獲れない」「キャッチャーが欲しいとなったら、ある程度の出血は覚悟しながら出すってことを考えないといけない」と独自のシミュレーションを展開しつつ、「…でもそこまで(中日は捕手を)欲しくないかも分からないよ」と、あくまで推測であることを強調していた。
■ファンの間でも白熱する議論
高木氏のチャンネルでは人気企画となっているトレード予想。
ネットでは、「清水はいい選手だし、ほしいけど…」「貴重な左のリリーフ出さないと思うけどなぁ」「ファイターズが今一番欲しいのは間違いなく左のリリーフ」と、ファンの意見が続々と上がっている。
一方で「橋本は欲しいなぁ。くれるなら清水+左中継ぎ+上川畑でも良い」とさらなる予想を展開するファンの声もあった。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)