お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、BS10の野球トークバラエティ『ダグアウト!!!』に出演。ゲスト出演した元広島東洋カープ監督・達川光男氏の明かす「現役時代、勝てないと思ったキャッチャー」に、驚きの声を上げた。

【動画】達川氏が語る「勝てないと思った捕手」

■達川氏が選ぶ「歴代ベストナイン」

徳井と元日本テレビアナウンサーで立教大学野球部OBの上重聡をホスト役に、達川氏が歴代ベストナインを選んだ今回の動画。

同氏は捕手枠に「達川」と記載するも、「番組のお決まりだからね。監督なら初回で代えますよ、古田(敦也)に。古田に代えたほうが勝てる」と話した。

■自身が勝てないと思った捕手は?

話を聞いた徳井は「ご自身は外すとして、古田さんともう1人ぐらいは誰ですか?」と質問する。

これに達川氏は「中尾ですよ」と中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツ、西武ライオンズに所属した中尾孝義氏を挙げる。

理由を質問されると「もし中尾がカープに来ていたら、(自分は)もうここに出ていない。大学時代に勝てないなと思った。大概、なんとなるなと思ったけど、中尾だけはなんともならんなと思った」と語った。

■「瞬発力が凄い」

東洋大学の野球部に所属し、専修大学の中尾氏と対戦していた達川氏は「瞬発力がすごい。スイングの速さ 。一緒にやってるから」と称賛する。

また、「彼が一番最初にキャッチャーのヘルメットをかぶり出したんでね、日本では。“一休さん”と言われていた」と、同氏の功績を紹介。この話に徳井は「そうなんや…」と驚いていた。

■俊足の捕手として

中尾氏は専修大学から社会人野球のプリンスホテルを経て、1980年のドラフト1位で中日入団。強肩・強打で鳴らし、1982年には正捕手としてチームを優勝に導きMVPに輝いた。

その後、1989年に西本聖氏とのトレードで巨人に移籍。強気のリードで「ノミの心臓」と揶揄されていた斎藤雅樹氏を成長させるなどして投手陣を引っ張り、チームの日本一に貢献。

なお、90年代のセ・リーグのキャッチャーでゴールデングラブ賞を獲得したのは、10年で7回受賞した古田敦也氏と西山秀二氏、谷繁元信氏の3名のみだ。

■達川氏が語る「勝てないと思った捕手」

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治