マスク氏は先月までトランプ政権で政府改革に関わる要職に就いていましたが、現在は政権との距離を置いています。トランプ氏はマスク氏に対し、政府契約や補助金の打ち切りも示唆し、応酬は泥沼化しています。
翻訳すると
『予算で何十億、何十億ドルも節約する一番簡単な方法は、イーロン(・マスク)の政府補助金と契約を打ち切ることだ。バイデンがそれをやらなかったのは、いつも不思議に思っていた!』という話。
トランプはマスクの会社に圧をかけてる。
それで、テスラ株は暴落した😅… pic.twitter.com/xvZhKn5tAZ
— 栗山康@トレード戦略局 (@yasushi_btcgold) June 6, 2025
こうした対立の影響で、テスラの株価は一時17%超下落し、終値でも14%安となるなど、市場にも大きな波紋を広げました。
最悪の決算で上がったテスラ株はマスクとトランプのケンカで8%安。トランププレミアムが剥落するかどうか注目。 pic.twitter.com/RwvA1Mvfmz
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) June 5, 2025
さらに、マスク氏は宇宙船「ドラゴン」の退役を表明し、政府の契約解除に対抗する姿勢を示しました。また、新たな中間層政党の設立を問う投票をXで開始するなど、政界にも影響を及ぼし始めています。
マスク氏、新政党結成の是非で投票実施 FZL7icRrXw
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) June 5, 2025
対立は深まっています。ふたりの性格から修復はかなり難しそうです。
「私がいなかったらトランプは負けただろう。恩知らずにもほどがある」とマスクは投稿していますね。完全に終わったようです。 pic.twitter.com/y77kiZp63C
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) June 5, 2025