マスク氏は先月までトランプ政権で政府改革に関わる要職に就いていましたが、現在は政権との距離を置いています。トランプ氏はマスク氏に対し、政府契約や補助金の打ち切りも示唆し、応酬は泥沼化しています。

こうした対立の影響で、テスラの株価は一時17%超下落し、終値でも14%安となるなど、市場にも大きな波紋を広げました。

さらに、マスク氏は宇宙船「ドラゴン」の退役を表明し、政府の契約解除に対抗する姿勢を示しました。また、新たな中間層政党の設立を問う投票をXで開始するなど、政界にも影響を及ぼし始めています。

対立は深まっています。ふたりの性格から修復はかなり難しそうです。