
日本代表は6月5日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、オーストラリア代表に0-1で敗北。FIFAランキングで順位を落とし、北中米W杯グループステージの組み合わせに関わるポット分けで、ポット2入りの可能性が下がっているようだ。
世界中のクラブや代表チームのランキングを扱う『フッティー・ランキング』によると、日本はFIFAランキングで格下のオーストラリア相手に敗れたことで、14.83ポイント減少。総ポイントを1652.64から1637.81へと減らし、順位は15位から17位へ転落。逆にオーストラリアは26位から2つ順位を上げている。
北中米W杯では出場枠が「48」に拡大され、1ポットあたり12チームという構成に。ポット1入り内定の開催国アメリカ、メキシコ、カナダがいずれも2桁順位であること等を踏まえると、ランキング上位23か国がいずれもW杯本大会に出場する場合、ポット2入りの目安はランキング23位以上10位以下とみられる。
日本はすでにW杯本大会出場を決めているとはいえ、オーストラリア戦での敗北により、ポット2入りへのボーダーラインに近づいた格好。9月にFIFAランキング10位台のアメリカやメキシコと対戦するほか、10月以降にブラジルやアルゼンチンとマッチメイクする可能性が報じられている。同等もしくは格上との対戦が見込まれるだけに、オーストラリア戦の結果により、ポット2入りが微妙になったと考えられる。
なお、北中米W杯グループステージの組み合わせ抽選会は2025年12月に実施予定。日本代表は次戦でインドネシア代表を下したとしても、対戦相手のFIFAランキングが100位以下であるため10ポイント以上の上積みは見込めない。