シャンバラは別次元に存在する?古代のポータル伝説

 シャンバラが我々の知る三次元空間の「内部」ではなく、別の次元に存在する可能性はないだろうか? アトランティスのような失われた大陸や、シャンバラのような神秘的な場所が発見されないのは、それらが我々がまだ認識できない異次元に存在するためかもしれない。

 世界各地には、異次元への「扉」や「ポータル」を示唆する古代の伝説が残されている。例えば、ペルーのヘイユマルカにある「神々の門」は、古代の英雄たちが神々の国へ渡った場所と伝えられている。また、その近くのナスカの地上絵には、宇宙や生命の循環を象徴する仏教のシンボルであるマンダラが描かれているが、なぜそれが遠く離れたペルーに存在するのかは謎に包まれている。こうしたオーパーツや伝説は、古代の人々がシャンバラのような異次元領域の存在を認識し、何らかの形でアクセスしていた可能性を示唆しているのかもしれない。

 ニコライ・レーリッヒは、「シャンバラは人類の大義のために常に警戒している。彼の思考の力は遠く離れた土地にまで浸透している」と記した。

 シャンバラは単なる神話なのか、それとも時空と次元を超える“人類救済のための存在”なのか。仏教の聖地とされるシャンバラは、いまもなお静かに人類の行方を見守っているのかもしれない。

参考:The Ancient Code、ほか

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