
スコティッシュ・プレミアシップのセルティック(2021-2025)の元ストライカーで、現在はリーグ・アンのスタッド・レンヌ所属している日本代表FW古橋亨梧が、レンヌ加入からわずか128日で退団する可能性が浮上している。
スコットランドのメディア『The Scotsman』がイングランド・プレミアリーグの2クラブが、古橋の獲得を検討していると6月4日に報じた。
古橋は1月にレンヌへ加入したが、同クラブのハビブ・ベイェ監督の下では出場機会をほとんど得られず、2024/25シーズンのリーグ戦で第20節から第34節までの間に先発は1試合、途中出場は5試合、ゴールもアシストも記録することなく、わずか120分のプレー時間に終わっている。その結果、レンヌは今夏の古橋との契約解除を検討しているとのことだ。
そんな古橋にとって魅力的な脱出ルートが開かれつつあるようだ。プレミアリーグのボーンマスとブレントフォードの2クラブが古橋の獲得に関心を寄せているという。
同報道によると、近年プレミアリーグで躍進しているボーンマスが古橋の動向を注視しているようだ。新たな名将といわれる同クラブのアンドニ・イラオラ監督のもとで、レンヌ退団の条件を確認しようと動いているという。
また、ブレントフォードがすでにレンヌと古橋の移籍について前向きな話し合いを行っているとも伝えている。まだ、具体的な移籍金は明らかにされていないがレンヌが放出に前向きとのことだ。
現在30歳の古橋は、2021年にJ1のヴィッセル神戸から約450万ポンド(約8億7,141万円)でセルティックに加入して以降、3年半にわたってエースとして活躍。スコティッシュ・プレミアシップを4度、リーグカップを3度、スコティッシュ・カップを2度制し、全コンペティションで160試合に出場し、85ゴールを挙げている。