筆者の横顔から発せられた「俺のクーラーに入れるな」というオーラに気づいたのか、最終的に氷を1つ減らして、何とかフタを強引に閉めていました(笑)

飯岡沖コマセ五目釣りでクーラー満タン!【千葉・隆正丸】ゲスト混じりで大型アジが入れ食い肝パンのウマズラハギが釣れる(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

最終結果

アジ56尾(うち30cmオーバーが約8割、最大40cm)、マサバ4尾、ゴマサバ5尾、ハナダイ1尾、ウマズラハギ1尾、カサゴ1尾。船長に数を聞かれた際、「60くらい」と答えてしまいましたが……ゲストを含めると60尾以上でした(汗)

船中ではイサキやメバルもポツポツと上がっていました。

飯岡沖コマセ五目釣りでクーラー満タン!【千葉・隆正丸】ゲスト混じりで大型アジが入れ食い最終釣果(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

 

マアジとマルアジ!?

釣りをしている最中は気づかなかったのですが、帰宅後に魚を捌いていると、マアジに混じってマルアジがいることに気づきました(実は先の大アジダブルの写真も、マアジとマルアジでした)。

飯岡沖コマセ五目釣りでクーラー満タン!【千葉・隆正丸】ゲスト混じりで大型アジが入れ食い一番上がマアジでその他がマルアジ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

マルアジは東京湾では滅多に混じらないのですが、飯岡沖ではそこそこ混じるようです。マルアジの特徴を挙げると、

・マアジに比べて細長く、ぶつ切りにすると断面が丸い。これが「マルアジ」の由来。
・全体的にマアジよりも黒っぽく、部位によっては青っぽく見える。
・ゼイゴを尾から辿ると、カーブするあたりから極端に薄くなる。
・尾ビレのすぐ手前に「小離ビレ」と呼ばれる小さなヒレがある。

飯岡沖コマセ五目釣りでクーラー満タン!【千葉・隆正丸】ゲスト混じりで大型アジが入れ食いマアジとマルアジの違い(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

そしてマルアジの最大の特徴は、「食味がマアジに比べて劣る」ということ。鮮度が落ちやすく、やや水っぽさのある身のため、「飯岡沖で釣ったアジを刺身で食べたい」という場合は、両者をしっかり見分け、マアジを使って料理するのがおすすめです。

マルアジはフライがおすすめ

とはいえ、アジはアジ。しかも肉厚で食べ応え満点の大アジ!ということで、筆者のおすすめ料理はアジフライ。

飯岡沖コマセ五目釣りでクーラー満タン!【千葉・隆正丸】ゲスト混じりで大型アジが入れ食いマルアジのフライは絶品(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)